大竹しのぶが決めた言葉「別れさえも笑いにして生きていく」の名言

■有名人のことば・名言

今回は女優の大竹しのぶさんが元夫の明石家さんまさんとの離婚を決意した際に、お2人で決めた元夫婦のその先の道に対する名言です。

◆大竹しのぶと元夫の明石家さんまが約束した言葉「別れさえも笑いにして生きていく」が名言過ぎる!

 

大竹しのぶ(おおたけ しのぶ)
1957年-(2020年63歳)

 

 

前夫をガンで亡くされた後、1988年にお笑い芸人の明石家さんまさんと子連れ電撃再婚された大竹しのぶさんはドラマ、映画、舞台でも活躍する、とても感性の豊かな女優さんとして、私生活だけでなくその演技が注目されてきました。

 

前夫と恋愛関係だった時代や、その後の闘病生活、明石家さんまさんと離婚した後の大竹しのぶさんの様子では大変感受性の高い情熱的な女性であることが視聴者にも伝わってきます。

 

唯一の例外的な人生の恋が「明石家さんまさん」とのものだったのではないかと感じたりもしました。

 

その、元夫の明石家さんまさんとの別れの際に、二人で決めたその後の関係性や生き方に関わる言葉が、何しろとても感慨深い素敵な言葉となっています。

 

別れさえも笑いにして生きて行く

明石家さんま大竹しのぶ

 

 

私も離婚経験者であるため、この言葉にはたくさんのお互いの気持ち、決意、強さ、お互いを愛した時間に対する敬意を感じてしまいます。

 

 

◆大竹しのぶと元夫の明石家さんまが夫婦の別れと離婚に約束した言葉~その背景にある様々な感情と葛藤と強さ、敬意と愛情

 

結婚するほどお互いの人生にとって縁があった男女が、「離婚」という決断を下すことは、もちろん男女にとってネガティブで大変大きなダメージのある出来事です。

 

 

それをあえて「笑いにしていく」という所には、苦境に負けないポジティブな精神としても捉えられますが、たとえ言葉の中に笑いという単語はあっても、喜怒哀楽で言うと圧倒的に「哀」の感情で満ちているわけです。

 

絶望的な状況に対して「笑いにしていくんだ」という気持ちを持つことで、笑顔で乗り越えようという「強さ」、すべてがマイナスではなく別れすら「笑いのネタ」になるという「価値があるということ」「無駄なことなどひとつもないのだ」という、どんどん扉が奥へ奥へと開いていくような言葉でもあります。

 

◆元配偶者との結婚を後悔するかしないかは、その後の自分の生き方次第。

 

実際に離婚を経験した身で言うと、離婚後の自分の気持ち人生を立て直していく作業というのは、物理的にも精神的にも、とてつもなく大きな時間と苦しい滝行が続くものです。その果てしない道のりに対し、絶望感を覚えることもたびたびあったと思います。

 

これは私の場合は、離婚前に想像していたものより、ずっと大きいものとなりました。

 

 

けれども、自分がそこから何としても幸せにならなければ「離婚という事実」も夫婦として過ごしたかけがえのない「結婚生活」も、全てを後悔したり恨んだりするものにしてしまいます。

 

無価値にするか
宝にするかは
自分の生き方次第。

 

自分が自分の足でしっかり立って、幸せを自分の力で再生していくことで、ようやく自分をここまで強くしてくれた元妻元夫、その人と過ごした二度と戻ることの出来ない結婚生活に対して、深い感謝を覚える自分になれるものだと思います。

 

 

ですから、世間では「感謝をしましょう」なんていう言葉が標語みたいに日常ありふれていますが、

 

本来、幸せを自分の力でつかみ取っていくという滝行を乗り越えた人には、わざわざ感謝しようなどと思わなくても「きっかけをくれた」「自分をたくましくしてくれた」「その先で自分の手でしあわせをつかみ取る経験をさせてくれた」あらゆるものに対して、自然と感謝する気持ちになるものだと思います。

 

苦しさしかなかった、離婚後の会社生活にも、今となると神さまが私に与えてくれた道場だったような気もしてきます。

 

そういう、せめて縁があって出会ったとか、愛し合って結婚したふたりの「結婚生活」を感謝できるものにしよう、その為にこの先、笑って歯を食いしばってお互い乗り越えていこう、

 

そんな元夫婦の約束と、お互いに対する敬意、愛情というものが、今回の大竹しのぶさんとさんまさん元ご夫妻の別れに対する言葉にはたくさん詰まっている気がしました。

 

別れさえも
笑にして生きて行く。

そのために、
立ち上がり続けることを
諦めない。

 

私たちの思い出に
泥を塗らないため。
誇れる自分でまた会えるように。

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