ココ・シャネルの名言「美しい女性」の佇まい、エレガンスとは?

■有名人のことば・名言

今回は現在でも世界の女性を魅了し続けている「シャネル」ブランドをつくったココ・シャネルさんの名言です。

女性の美しさを見つめ続けたココ・シャネルさんならではの「女性の美しさ」に関する言葉でした。

◆ココ・シャネル(COCO CHANEL)が的確に示した「美しい女性」についての言葉

 

ココ・シャネル-COCO CHANEL(ココ シャネル)
1883-1971年 (享年87歳)

 

 

ココ・シャネルさんの作った「シャネル」ブランドは現在でも世界中で愛され続ける女性のファッションブランドのひとつですが、ココ・シャネルさんは1900年代初頭からファッションデザイナーとして活躍していました。

 

そんなココ・シャネルさんの言葉の中でも、私が何よりも心に残った言葉は次の言葉です。

 

美しさは女性の「武器」であり、
装い「知恵」であり、
謙虚さ「エレガント」である。

ココ・シャネル

 

女性の社会進出という今でも世界中に残るテーマについて、戦間期にはファッションスタイルを通して、大きな影響を与えた一人でもあります。

 

◆ココ・シャネル(COCO CHANEL)が描いた「美しい女性像」は経済的自立を果たした後にも必要な女の人の美徳

 

女性の社会進出というテーマで言えば、現在の日本でも女性の社会的地位向上と、対男性としての「不平等感の是正」という事が強く叫ばれ、特に近年その声は年々熱くなってきています。

 


画像:『行政院 性別平等会サイト』より

 

アジアで最もジェンダー平等を実現しているのは台湾

 

行政院(=内閣)性別平等処は3日、2020年度「性別図像(=性別図表)」を発表した。

これは国連開発計画(UNDP)が発表した2018年のジェンダー不平等指数(Gender Inequality Index, GII)に基づき、性と生殖に関する健康、エンパワーメント、労働市場への参加の3つの側面における5つの指標で各国・地域のジェンダー平等の状況を評価し、台湾のデータを加えて計算したもの。

引用元:『TAIWAN TODAY』2020年1月6日

 

この流れを見ていく限り、日本でもジェンダーフリーへの動きは、今後も続いていくものと見られます。また、2020年のコロナ大流行では、日本でもリモートワーク化が一気に進み、一層女性が男性と同じように経済的な充実を図ることが出来る土台も整ったと言えそうです。

 

女性が稼いで
元気になるのは大賛成だけど・・・

 

やっぱり、そこで男性優位社会にあった支配関係の真逆や、男女対立構造が強く続くような社会にはなって欲しくないなというのが女性である私の率直な気持ちです。

 

 

その時に、自分の美しさについて、問いかけになるのが、今回のココ・シャネルさんの言葉ではないかと感じました。

 

また、「強者にうまく守られて」という方法でしか女性が活躍できなかった時代においても、きっとそうした活躍が同性からも妬まれる中で、

 

その美しさは「武器」、装いは「知恵」だと、背中を押し、胸を張って生きて行きなさいというメッセージを与えたことは現在の女性の活躍へつなげた言葉だっただろうとも思いました。

 

美しさというものを、たくさんの時間をかけて眺め、描いてきたココ・シャネルさんの言葉でした。最大のお洒落はその生きざま、心が完成させるという事でもありましょう。

 

最後に「謙虚さ」という
エレガントなブローチを胸に。

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