今回は野球界で歴史に名を残すことになった「三度の三冠王」の達成者、落合博満さんの妻の落合信子さんの多くの名言のうち、最も落合博満さんへ影響へ与えたと思われる若い頃の言葉を取り上げます。
◆落合信子が旦那・落合博満選手を覚醒させた伝説の名言!が凄かった
落合信子(おちあい のぶこ)
1957年-(2020年63歳)
落合博満さんの選手時代、そして監督時代の輝かしい活躍は、野球界の感動の歴史として今も鮮やかに残っていますが、その活躍の裏には、妻である落合信子さんの多くの言葉がありました。
そして、若い頃には厳しく旦那へ激励を飛ばす悪妻として有名だった落合信子さんでしたが、旦那である落合博満選手の年俸をなんと100倍にまで伸ばした良妻としても有名です。
その落合信子さんの若い頃の名言はこちら。
なんで年俸360万円なの??
―落合信子
当時まだスナックを経営していた落合信子さんが、常連客となっていたロッテ駆け出し時代の落合博満さんに放った言葉でした。そして、この言葉には「私より少ないじゃないの」という言葉まで実際はあったようで、普通の男性であれば、立ち直れない程の痛恨の一撃だったと思われます。
◆落合博満は落合信子を嫁にすべく、恋の力で三冠王獲得!年俸100倍の奇跡を起こす選手へ!
落合信子さんにピシャリと言われた落合博満さんは目標としていた最初の三冠王を見事獲得し、落合信子さんへプロポーズをしますが、なんとそこでも断られてしまいます。
1984年にようやく落合博満さんは3度目のプロポーズで落合信子さんと結婚しますが、そこは落合博満選手にとって厳しい闘いの日々のスタートでもありました。
翌年、もちろん2度目の三冠王を達成。しかしそこでもまだ「王さんに並んだだけ」ということで、「世界の王を超えてみろ!」と煽られますw
そして、翌年
2年連続の三冠王を達成!
その後、日本人初の億プレイヤーになったのも落合博満選手、それが2億円、3億円となっていき、巨人時代は3億8000万円という金額へ。
年俸360万円時代からすると、なんと105.56倍に跳ね上がっていたのでした。
◆夫という生き物が能力を十分に発揮するためには、素質以上に「伴侶」という土台がいる。
外から見ているだけでは、落合信子さんのような女性に、毎日のように叱られてはかなわないのではないかと思うのが一般的な感想だとは思いますけれども、
そこに応えてきた落合博満さんの中には、自分の能力を自分以上に誰よりも信じてくれている伴侶に応える男でありたいという思いが強くあったのではないかと思います。
不平不満で非難のために激しい言葉を放っているのではなく、妻である落合信子さんの言葉の中にはいつも、
「どうして才能ある貴方が」
という気持ちがあったのだと思います。
それが分かるからこそ、落合博満さんは落合信子さんからどんなに厳しい口調で言われても、その期待へ応えるべく、自分自身も自分の力を信じて「落合流」をやってこられたのだと思います。
自分一人の強い想いも大事ですが、その力が、誰かを喜ばせる為、守るため、期待に応える為という理由を得た時、人は想像以上の力を発揮できるものなのかもしれません。
信じるという力が与える
想像以上のパワーがここにはありました。
私は貴方ができるって信じてる
人が最も裏切りたくないのは、自分でも分からない未来に対して、こう信じて思い続けてくれる人なのかもしれません。
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