今回は大胆なセクシーさで魅了しつつも、しっかりと気品と知性を保っている稀有なタレントとして存在感がある壇蜜さんの星を見てみました。
◆壇蜜さんの星座・ホロスコープ算出の基本情報(生年月日・出生地・時間)その他占い情報
タレントの壇蜜さんは波乱万丈を絵に描いたような激動の人生をこれまで送られてこられました。
外野から見れば、天国と地獄をそれこそジェットコースターのように駆け抜けるような印象にも見えるその半生ですが、
人生においてそのような極端な変化とそれに伴う数々の究極の感情を噛みしめ、消化してきた壇蜜さんには、しなやかな精神力とどこか仏様のような慈愛の心が滲み出る女性の美しさを感じます。
まずは、壇蜜さんのホロスコープを出すための生年月日、出身地、時刻、そしてその他各種占いのメモ情報を見ていきましょう。
◆壇蜜さんの生年月日(時刻)/出身地
◆生年月日:1980年12月3日(時刻不明)
◆出身地:秋田県横手市
<1980年の出来事>
●モスクワオリンピックを西側陣営とボイコット
●ゲームウォッチ、ポカリスエット発売
●山口百恵が寿引退
●12月:自動車生産台数において日本が世界一「自動車大国」へ
◆壇蜜さんのその他占い情報
◆干支:昭和55年 庚申-かのえさる
◆曜日:水曜日
◆六輝:大安
◆九星:二黒土星
◆数秘運命数:6
◆動物占い60:(47)人間味あふれるタヌキ
◆壇蜜さんの出生日のホロスコープと太陽星座、月星座
ここからは壇蜜さんのホロスコープと全体の軸となる「太陽星座」、潜在的な性質に大きな影響を与えると言われている「月星座」についてみていくことにしましょう。
ARI占星学総合研究所サイトより算出
※時刻不明での算出です。(0:00設定)
◆壇蜜さんの太陽星座は射手座
壇蜜さんの太陽星座は「射手座」です。
知性で自分の人生の困難を次々クリアしていく壇蜜さんらしい星座でした。
余談ですが、与謝野晶子さんも同じ太陽星座射手座でした。
◆壇蜜さんの月星座は天秤座
一方で壇蜜さんの月星座はその名の通り、周りとのバランスを考え平和と協調を重んじる「天秤座」です。
ひとつ、月星座で気になるのは、天秤座冥王星と合(コンジャンクション)であることです。気品漂う天秤座に妖艶な冥王星との掛け合わせ、そこへ海王星の夢心地なセクスタイルも入ってくることから、美しさの掛け合わせの方に目が行くことと思います。壇蜜さんの大胆なのに上品な雰囲気はこの星の賜物という印象です。
一方で月は「母親」を表すともいわれており、冥王星とハードアスペクトを取る場合には母親との関係性において何かしらの強い圧力が与えられていたという経緯があることもあると言われています。
壇蜜さんは小学校から大学まで私立の附属の学校へ進学し、英語教育に熱心だった両親の期待を一身に背負っての若年期を過ごしていたという事なので、自分の気持ちと両親の期待の間で多くの葛藤があったのではないかと想像できます。
ご両親がとても忙しかったので、殆どおばあちゃんに育てられたというお話もあり、何かしらお母さんへの想いが強くあったことを思わせます。
土星・木星と火星のスクエアにも厳しさを強く感じます。この時代の子供たちの親は戦後経済成長を引っ張て来た世代でもあるので、そこまでの正攻法を自身の子どもになぞらせようという雰囲気が社会全体にあったように思います。
しかし、結果として残念ながら日本の経済成長のピークは過ぎており、親世代の正攻法は現実として全く通用しない時代となっていました。
結局、親の期待を振り切れない若者たちが「失われたデフレ30年間」に溶けていったような時間が過ぎていったというのが同じ世代である私の持っている印象です。
社会全体が時間・体力・精神力をガッツだけで全力投入することを強いられてきた時代でもあったので、働けど働けど親世代のような経済的安定が全く見えてこない「絶望世代」が出来上がりました。
ただ、その世代はある時、おかげで(?)「自分で選ばなければ生きていけない」という事を強烈に自覚するようにもなりました。また、「変わることを受け入れ続けなければ、生き残ることはできない」という事です。
今思うと、これは2020年に突如訪れた「コロナ時代」の準備体操だったのかも(?)しれません。
そういうわけで、壇蜜さんも若い時代は様々な資格を一生懸命取得して、なんとか自分の力で真っ当に食べていける、自立した女性になろうと奮闘していたようですが、
ある時、親の理想に添おうとし続ける娘としてのひたむきな想いは、一旦壺に入れて埋めることにしたようです。
◆壇蜜さんの各天体星座の区分別割合(四区分・二区分・三区分)10天体と小惑星含むパターン
次に壇蜜さんの各天体別の星座について、見ていきたいと思います。
●太陽:射手座
●月:天秤座
●水星:さそり座
●金星:さそり座
●火星:山羊座
●木星:天秤座
●土星:天秤座
●天王星:さそり座
●海王星:射手座
●冥王星:天秤座
<小惑星ほか>
●ASC:時刻不明
●MC:時刻不明
●ドラゴンヘッド:獅子座
●ドラゴンテイル:水瓶座
●セレス:蟹座
●キロン:おうし座
●ジュノー:天秤座
●パラス:牡羊座
●ベスタ:乙女座
●リリス:天秤座
◆四区分/火・地・風・水(10天体+小惑星ほか)
火(直感) :2+2<スコア:6>
射手座(太陽・海王星)
牡羊座(※パラス)
獅子座(※ドラゴンヘッド)
・・・・・・・・・・・・・・
地(感覚) :1+2<スコア:3+>
山羊座(火星)
牡牛座(※キロン)
乙女座(※ベスタ)
・・・・・・・・・・・・・・
風(思考): 4+3<スコア:10+>
天秤座(月・木星・土星・冥王星※ジュノー・リリス)
水瓶(※ドラゴンテイル)
・・・・・・・・・・・・・・
水(感情) :3+1<スコア:7+>
さそり座(水星・金星・天王星)
蟹座(※セレス)
10天体だけを見ると壇蜜さんは「火(直感)」と「風(思考)」「水(感情)」のエレメントが同じくらいの割合で配合されており、「地の星座」だけが少ない印象の構成となっています。
地の星座は「財産」や「権威」「名誉」「常識」のようなものも表すため、親の期待を振り切って「真っ当な職種」「自慢できるような仕事」というような「札」へこだわることを自分の選択で一旦やめることが出来たという事も頷ける気がします。
壇蜜さんのおうし座のキロンは主に経済的な問題だと思われる「豊かさ」に対する恐れのような強迫観念があったことも伺わせます。
一方でグラビアアイドルやタレントとして経済的な問題をクリアできてからの壇蜜さんは「豊かさ」の領域を主に感度を伴う本質的な分野へどんどん広げていくことで、このキロンの傷を自分の力で克服されていったような印象を持ちます。
火の射手座、風の天秤座、水の蠍座できれいに三分割されているような3トップ構成の壇蜜さんです。活動的であり、感受性豊かであるにもかかわらず、柳のようにしなやかで軽やかな印象を持つという独特な壇蜜さんの構成要素にバランスの良さを感じずにはいられません。
◆二区分/陰・陽(10天体)
陽(男性星座):8<スコア:22>
(太陽・水星・天王星・冥王星・木星・土星・月・火星)
陰(女性星座):2<スコア:4>
(海王星・金星)
金星蠍座が効いているミステリアスな色気を持っている壇蜜さんですが、陰陽の配分を見ると、意外にも男性星座の方が圧倒的に多いという事になっています。
このあたりと、風星座の天秤の軽やかさが相まって、感受性豊かな女性であるにもかかわらず、あまりネットリジットリした雰囲気にならないのだろうと思います。
◆三区分/活動宮・不動宮・柔軟宮(10天体)
活動宮:3<スコア:10>
(太陽・水星・木星)
不動宮:5<スコア:11>
(天王星・冥王星・海王星・月・火星)
柔軟宮:2<スコア:5>
(土星・金星)
壇蜜さんというと、グラビアアイドルとしてブレイクする前の本名の頃から独特の文章のブログが人気だったと聞きます。
不動宮でコツコツと実直に物事を進めていくことが出来、自分で考えたアイデアや思考を咀嚼して表に出していく火のエレメントと掛け合って、行動していく活動宮も充実といった印象です。
特に水星と天王星の合(コンジャンクション)があることから、発想や思考回路、世界観がとても個性的で独特に出て来ることも面白いなと感じます。色々な星が壇蜜さんのユニークで知的な世界観を広げていく、その豊かさを応援しているのがよく分かりますし、壇蜜さんは様々な人生課題を乗り越えて、星々からのメッセージに真っすぐに応えてきたのでしょう。
射手座の賢さ、天秤座の気品、ユニークな世界観という星の豊かさを全て受け取っている壇蜜さんがいるという事が分かります。
星のメッセージ、宇宙からのメッセージを真っすぐに受け取る素直さと清らかさがあってこそ実現するものだと感じます。
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